防災・安全交付金事業 千代富橋橋梁改修工事
防災・安全交付金事業 千代富橋橋梁改修工事が竣工しました。
平成29年度発注工事にて第2径間~第4径間の補修を行い、千代富橋第1径間~第7径間すべての補修(改修)工事が完了致しました。当工事では樹脂注入完了後、抜取コアブラックライト照射試験(樹脂充填状態確認)及び圧縮強度試験を行いました。
ブラックライト照射試験においては、断面修復施工後IPHミストダイヤで穿孔を行い樹脂を注入する事により、躯体内部のジャンカ部に高密度に樹脂が行き届き、また、断面修復材塗継ぎ部においても確実に充填接合されていることが確認出来ました。
圧縮強度試験においては、第2径間及び第4径間でコアを採取し試験を行いました。
ブラックライト照射試験でも確認できるように、ジャンカが広範囲に分布しており健全なコアの抜取が不可能な状態でしたが、IPH工法で充填接合を行う事によりコアの採取が可能な状態まで密度を上げ、且つ第2径間で27.0N/mm2、第4径間で37.5N/mm2という結果となり、充分な補修効果が確認出来ました。
コンクリートコア圧縮強度試験報告書
防災・安全交付金事業 千代富橋橋梁改修工事のコンクリートコア圧縮強度試験報告書については、下記のpdfファイルをダウンロードしてご覧ください。
第2径間T6コア圧縮強度試験報告書 (2018-04-16 ・ 402KB) |
第4径間M1コア圧縮強度試験報告書 (2018-04-16 ・ 402KB) |